どんなメリットがある?歯を抜かずに虫歯を治す根管治療とは


根管治療はどんな治療?

根管治療は、歯の内部にある神経を取り除く治療です。虫歯になった場合は歯を削って治療するのが一般的ですが、虫歯が進行して神経まで達してしまった場合は歯を削るだけでは治療はできません。放置していても治ることはなく、そのままでは抜歯が必要な状態に陥ってしまいます。そこで、根管治療によって神経を除去することで、歯を抜かずに虫歯を治せるようになるのです。根管治療の流れは、まず上部の虫歯の部分を削除します。続けて、歯の内部の神経を専用の器具を用いて取り除き、残った神経や細菌を除去するための洗浄する作業を繰り返します。綺麗になれば、歯の中の空間を埋めてかぶせ物をすれば完了です。歯の神経が通る根管は非常に細く、丁寧な作業が求められます。難易度は高く、医師には高い技術力が求められる治療なのです。

根管治療のメリット・デメリット

根管治療を受けるメリットは、抜歯をせずに済むことです。歯を抜いてしまうと周囲の歯が傾いてしまい、歯並びが悪くなります。歯磨きがしづらくなり、磨き残しが出ることで虫歯を引き起こしてしまうといった悪影響が出てくるので、抜歯しなくても済むのは大きな利点です。デメリットとしては、何度も通院しなければならないことが挙げられます。治療完了までに前歯では5~6回、奥歯では7~8回程度の治療が必要です。これは1本の歯当たりの回数なので、複数本の歯を治療する場合ではさらに通院することになるでしょう。また、根管治療を行うと神経や血管が削除されるので、歯に栄養が届かなくなります。健康な歯を取り戻せるわけではないので、日頃から虫歯にならないように予防を心掛けるのが大切です。

根管治療とは、歯の根元にある神経に、細菌や歯の亀裂などの原因で炎症が起こった際、神経を取り除き、歯の中を消毒、詰め物をする歯科治療の事です。